東京国立近代美術館にて所蔵作品展『特集:地震のあとで―東北を思うⅢ』開催


Chim↑Pom 《気合い100連発》 2011年 © Chim↑Pom 東京国立近代美術館所蔵
4月15日から6月1日まで東京国立近代美術館にて所蔵作品展『特集 : 地震のあとで―東北を思うⅢ』が開催されます。
東日本大震災と「福島」の後、日本のアーティストたちは、今ここを、あるいはこれから先を生きる人たちの心のために、自分たちなりの切実な使命感を持って制作をしました。そうした「アート」を、東京国立近代美術館所蔵作品を中心に集めた展示会です。
[ 概要 ]
2011年3月11日から3年が経ちました。当館は、コレクション展内において、2011年5月に「特集 東北を思う」を、2012年1月に「特集 東北を思う―記憶・再生・芸術」を開催してきました。3回目となる今回は、地震と津波と福島第一原子力発電所事故の後に、アーティストたちがどのように動き、どのように被災地に寄り添ってきたか。また浮かびあがってきた様々な問題にどのように向き合ってきたのかに注目しました。
展示されるのは、2013年度に収蔵したChim↑Pomと藤井光の作品。アーティストならではの姿勢により、報道では表れない、あるいは体験しづらい東北の姿が、浮かびあがっていると思います。また今回、写真家の宮本隆司から《3.11 TSUNAMI 2011》をお借りすることにしました。これは、岩手県釜石市の住民が撮影した津波の映像をベースとし、そこに、宮本が後日行った撮影者へのインタビュー映像を加えたもの。宮本と被災者との「共同作業」による、津波の伝達だとも言えます。さらにChim↑Pomの《REAL TIMES》(寄託作品)も展示いたします。(東京国立近代美術館ウェブサイトより引用)
*一室ではなく複数箇所に分かれて展示いたします。
藤井光 《沿岸部風景記録 福島県飯舘村 2012年8月》 2012年 (映像スティル) 東京国立近代美術館所蔵

イベント名 | 特集 : 地震のあとで―東北を思うⅢ |
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開催期間 |
2014年04月15日(火)~2014年06月01日(日) 【開館時間】10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00) *入館は閉館30分前まで 【休館日】月曜日(ただし5月5日は開館)、5月7日(水) |
エリア | 関東エリア(東京都) |
開催地 | 東京都 |
会場 | 東京国立近代美術館 ギャラリー4 |
料金 |
有料 所蔵作品展「MOMATコレクション」観覧料 一般 430円(220円) 大学生130円(70円) 【無料観覧日】5月4日(日)、5月18日(日・国際博物館の日)、6月1日(日) |
問合せ先 | 東京国立近代美術館 |
主催 |
東京国立近代美術館 |