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九州
アートキャラバンくまもと

5月9日、熊本市中央区の大江小学校で被災者を音楽で元気つけようとミニコンサートが開催されました。NHK交響楽団の元ソロ・コンサートマスター徳永二男さんが、ヴァイオリンの心地よい音色で被災住民の心を和ませました。

これは、熊本県立劇場が熊本地震の発生を受けて企画したプロジェクト「アートキャラバンくまもと」です。この取り組みは、県内の避難所や学校などに、県内外のアーティストを派遣し、音楽や演劇、大道芸などを楽しんでもらう事業となっています。

徳永さんは、「音楽が何かの力になれれば」と語り掛け、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」や「五木の子守歌」など4曲を演奏しました。

熊本県立劇場の関係者の声掛けやポスティングにより、会場に集まった被災者の皆さんはバイオリンの美しい響きを聞きながら、安らいだひとときを楽しみました。