東日本大震災復興支援チャリティー『震災で消えた小さな命展 ~複製画展~』
2011年3月11日、たくさんの命が犠牲になった東日本大震災。多くの動物の命も失われました。家族同様のイヌやネコ、ウサギやハムスターたち・・・。そして福島の原子力発電所事故で町に残らざるを得ず、命を終えた動物たち・・・。
日ごろから動物を愛し、描き続ける絵本作家、画家、イラストレーターが、被災者の方の希望をうかがい、その「小さな命」を絵の中によみがえらせ、作品展を企画しました。
2012年3月より始まった「震災で消えた小さな命展」は日本各地で巡回展を行い、全ての会場を終えた後、絵になった動物たちは飼い主さんのもとへと帰っていきました。
今回、すみだリバーサイドホールギャラリーにて開催される「震災で消えた小さな命展~複製画展~」では、複製した60点の作品を展示します。
また、「絵本作家うさ氏によるお話し会&絵本朗読会」も行います。お話し会&絵本朗読会は、事前のお申し込みが必要です。先着順で50名様までご参加いただけますので、お早めにお申し込みください。
詳しくは下記「公式サイト」をご参照下さい。
~「震災で消えた小さな命展(複製画展)」について~
「震災で消えた小さな命展」代表 うさ(絵本作家)
2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
その後、私は震災の被害の大きかった宮城県沿岸部に行ってきました。
ボランティアとしてお手伝いするとともに、被災地の真実について自分の目で確かめたかったからです。
そこで、支援物資の配達などを手伝い、あらためて被災者の方の悲しみや苦しみを知りました。同時に知ったのが、犠牲になったたくさんの命の中に、様々な動物の命があったことでした。動物であるという理由で避難の網からもれて失われた命もあるとききました。
私の大切な家族にも、動物がいます。そのような話をきいて、心が引き裂かれそうになりました。
「震災で消えた小さな命展」では、飼い主さんたちから、震災により亡くなった動物の絵を描いて欲しいという依頼を受けて、国内外約100名の絵本作家・イラストレーター・画家たちが、その動物たちを絵にしました。
そして、日本や海外で展覧会を開催し、その絵を飼い主さんにプレゼントしてきました。
2013年8月、「ペット同行避難」に対しての指針が、ようやく環境省の方から出されました。
とても大きな一歩だと思います。しかし現実は、まだまだ多くの人に理解を得ているようには感じられません。姿形が違っても、その生命を大切に思う人にとっては人間と同じ大切な家族だということを、人も動物もみんな等しく大切な命だということを、より多くの人に伝え続けて行きたい、そう思いました。
「震災で消えた小さな命展 ~複製画展~」では、今まで描いて差し上げた絵の中から60点を複製したものを展示しています。
「震災で消えた小さな命展」を通して、命は等しく大切だということを、ひとりひとりの心次第で、救える命はたくさんあるのだということを、皆さんの心に投げかけたいと思います。
◆震災で消えた小さな命展3についてのお知らせ◆
「震災で消えた小さな命展パート3」は、2015 年春以降開催予定です。
ここ数年、大きな災害が続いています。「震災で消えた小さな命展3」では、東日本大震災以外の災害で、家族同様の動物を亡くされた方からのお申し込みも受けたいと思います。
東日本大震災、及びその他の災害で、大切に思っておられた動物の家族を亡くされた方で、絵を描いて欲しい方がいらっしゃいましたら、お申し込みください。お申し込み方法については「震災で消えた小さな命展」公式ホームページをご覧ください。
(チラシより)
イベント名 | 震災で消えた小さな命展 ~複製画展~ |
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開催期間 |
2014年08月06日(水)~2014年08月12日(火) 10:00~19:00 [12日のみ16:00まで] 【講演会・絵本の朗読会】 8/9(土) 14:00〜16:00(13:30開場) ※要申込、人数に制限あり |
エリア | 関東エリア(東京都) |
開催地 | 東京都 |
会場 | すみだリバーサイドホール/ギャラリー |
料金 |
無料 入場無料 |
問合せ先 | 墨田区生活衛生課生活衛生係 TEL:03-5608-6943 |
主催 |
墨田区 |