東日本大震災により壊滅状態になった釜石市の鵜住居地区にて、被災した芸能団体の発表の場を作ることによって、市内各所の仮設住宅に離ればなれになった地区住民のコミュニティを再建したい。こうした思いから企画され、発声者の名前をとって2013年2月24日に箱崎町白浜にて開催された「奈奈子祭～郷土芸能で復興サポート！～」は、各方面に反響を呼び、2013年7月27日に釜石市根浜の宝来館にて「奈奈子祭～夏の陣～」、2013年12月7日に大槌町浪板の三陸花ホテルはまぎくにて「奈奈子祭～冬の陣～」を開催することができました。そして2014年12月21日、奈奈子祭が約1年ぶりに戻ってきます。今回の「奈奈子祭～花の陣～」は従来の趣旨を一層発展させながらも、前回に数多くの方々に集まっていただいた大槌町浪板の三陸花ホテルはまぎくに根ざして、地元の方々はもちろん、観光客にも参加してもらうという新しい環境の中で、郷土芸能を通した三陸沿岸部の持続的な復興を祈念いたします。

【出演団体（出演順）】
　・チンドン寺町一座
　・長安寺太鼓
　・神ノ沢鹿踊
　・陸中弁天虎舞
　・鵜鳥神楽
　・南部藩壽松院年行司支配太神楽
　・岳神楽
　・雁舞道七福神

【郷土芸能の絆で元気に！】大槌のこころにふれる旅（奈奈子祭・花の陣）

「奈奈子祭 ～花の陣～」に参加するツアー《郷土芸能の絆で元気に！　大槌のこころにふれる旅》が今年も開催されます。
このツアーでは、大槌町の地元の方から震災についてのお話を伺いながら町内を巡るほか、郷土芸能の保存会の皆様との交流や、岩手の郷土芸能について、専門家である追手門学院大学教授橋本裕之先生から、その魅力や解説（説明）をバス車中で聞くことができます。奮ってご参加ください。

[ツアー内容]
大槌は郷土芸能が盛んなところです。芸能がコミュニティの中心にあり、震災からの復興の心の拠り所となっています。大槌町・赤浜地区でその心にふれる交流を行い、さらに大槌の芸能団体を中心に実施される「奈奈子祭・花の陣」に参加します。岩手の郷土芸能の専門家である追手門学院大学教授橋本裕之先生からご案内いただき、より深く魅力を知っていただく企画です。

[催行予定日]
平成26年12月20日（土）～21日（日） 1泊2日

[募集人員及び最少催行人員]
募集人員：40名 / 最少催行人員：25名

[旅行代金]
　（東京発）大人 39,800円（一人あたり） 子供 34,800円（一人あたり）
　（岩手発）大人 27,800円（一人あたり） 子供 22,800円（一人あたり）

[ツアー詳細・お申込み先]
株式会社JTBコーポレートセールス